【小説】恐ろしい世界

爆発物を使った危険な遊戯。多くの人がのめり込む。安全装置が存在するのに、死亡事故が頻発する。事故を起こした者になぜ安全装置をかけなかったか聞くと、ついつい、面倒だったからと答えが返ってくる。そうしてそれを聞いた者も、多くの場合、そんなものだと思う。

そんな恐ろしい世界である。